人権・同和教育ってどんな活動?
先日、猪名川町人権・同和教育研究大会がイナホールと中央公民館で行われました。
悲しいことに参加者は、学校の先生やPTAの方ばかりで一般の方はほぼいません。
皆さんは人権問題とか同和問題とかを考えたことありますか?
むつかしいものとか近寄りたくないとか思っていませんか?
最近は学校でのいじめや、ネット社会での誹謗中傷などがニュースにもなり
身近に考えないと、いつ自分や我が子の身に降り被ってくるかわからない話題です。
12時半から式典が行われ、基調講演ではわざわざ熊本県から講師をお呼びして
水俣病資料館語り部の会会長の緒方正実さんによる
「正直に生きる・水俣病により失ったもの得たもの」と題して
当時の行政と手を取り合って前向きに生きてきた姿勢を語られました。
その後、4つの分科会に別れてそれぞれの常日頃心掛けている実践の報告でした。
1.就学前・小学校
2.小学校・PTA
3.中高進学・特別支援
4.社会教育・男女共同参画
私は今回、1に参加。
猪名川保育園からの報告は集団遊びで人権感覚を育む実践。
ハイタッチ遊びと称して何にでも結果としてハイタッチで触れ合ったり
カプラーという積み木を使いながら一人から集団遊びへ展開させたり、
環状線リレーという園庭でのかけっこを毎朝するなど
それらの実践で、共感力を育て、笑顔と会話でお互いを尊重して
達成感を一緒に喜び楽しことを教えていらっしゃいました。
小さい時からお互いの人権についての意識が身につく教育だと感じました。
もう一つ、大島小学校からの報告はこの地区ならではの家庭や地域との
ふれあいを通じて大島地区で育ったことが誇りに思える教育をされています。
学年を追うごとに人権教育の内容もステップアップしながら、家族や地域の人に集まってもらい、それら学習したこをその人たちに向けて発表することで、日頃の保護者や地域の方のサポートに対する感謝の表現へつなげているという報告でした。
現在では子どもや障害者や高齢者や外国人やLGBTの人達他
同和問題も影薄くなるほど、人権問題は多種多様です。
とにかく、一度偏見や思い込みを捨てて
チラシや広報で人権同和のイベントを見つけたら
気軽に、冷やかしでも良いので顔を出してみませんか。
目から鱗の発見が必ずあるはずです。
arase
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