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猪名川の秋一番

令和6年 槻並秋祭り開催

昨年も午後から取材をしましたが
今年は午前を中心に取材をしてきました。

槻並地区の秋祭り

猪名川町(旧では六瀬村)の槻並自治会では
例年より1週間早い開催日となりましたが
令和6年10月6日(日)に農作物の収穫に感謝を行う
秋祭りが執り行われました。

氏神である素戔嗚神社での神事は
午前9時より神主の祝詞からはじまり
太鼓神輿に4人の小学生たちが乗り込み
掛け声高らかに宮出しが始まりました。

担ぎ手の高齢化や人数減少で
町内ほぼすべての自治会の神輿の下には車を付けいますが
槻並も例に漏れず、神輿と言えど皆で押し引きで運行しています。
まずは能勢町との県境付近、北東の一番奥まで曳いていきます。

本家は阿古谷地区にありますが
槻並にも多田御家人の「仁部」という地名があり
今も山越えで能勢町へ繋がる路があることは
昔、能勢の能勢氏や塩川氏との
防衛前線基地として槻並があったことが伺えます。

その為か、能勢町との境に代々仁部氏が建立して
ずっと祀っている神社を地域でも崇めて
地域の方は神社名はご存知でなくても
昔からその神社にはお参りして
神輿巡行も習わしで残っているようですし
今も交代交代で掃除や管理も続けていらっしゃいます。
代々地域は仁部家に護られていたという影響力を感じます。

一日かけて北田原地区の屏風岩付近まで巡って
途中、疲れた顔もあと少しの辛抱。
素戔嗚神社へ帰って宮入りまで
最初、車で送ってもらう区間もありましたが
私も約14500歩を歩きました。



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arase

猪名川には30年以上住んでいて、人生の半分を超えました。 町内、これからも遊びまくりたいと思っています。

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