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令和7年1月10日、楊津小学校で「とんど」開催

「とんど」と「ふるまい餅」で盛り上がる。

氷点下の中、教職員や保護者、地域の人達が
昔からの神事「とんど」の準備をしていました。

「とんど」の神事は鎌倉時代には
行なわれていたと記録が残っていて、
稲作が日本に伝わって貯蔵が可能になり
「食」が安定的に生活を送れる感謝として
「年神さま」を新年に門松やしめ縄で迎え
新年の小正月にそれらを焼いて天高く見送るのが
風習になったと考えられているそうです。

その時一緒に、練習している習字などを
一緒に燃やすと字が上達すると言われ、
残り火で餅を焼いて食べたり
しめ縄などを焼いた灰を家に持ち帰り撒くと
その年の病を除くと言われていたりする。

楊津小学校グラウンドで児童たちも
櫓組を手伝い、竹を斜めに立てかけます。
全校生徒が今年になって書いた書初めも
竹にくくり櫓に立てかけました。

点火と共に空気も乾燥していて
良く燃え、高く火柱も上がります。
竹がはじける音が「パン!」や「ドン!」など
その度に子ども達も歓声を上げています。

ひとりの習字は約30m位吹きあがり
カラス2羽がそばの山から飛んできて
半紙と戯れて、のどかな風景です。

とんどが終わった後は
保護者の準備した餅つきや振舞いもちで会場にいる皆が
新年のお祝いを楽しんでいました。

小学生たちは皆杵つきを体験し、中学生も手伝い、
杵つきや臼取りが出来る子もいて感心しました。

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arase

猪名川には30年以上住んでいて、人生の半分を超えました。 町内、これからも遊びまくりたいと思っています。

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