【活動紹介】歌碑建立に向けて(猪名川万葉の会)

歌碑建立に向けて(猪名川万葉の会さん)
万葉集の中に、猪名川を詠みこまれた夫婦愛の歌が2首がある事をご存知ですか。猪名川町で活動されている「猪名川万葉の会」さんは、これまで定期的に講座を開催されたり、万葉故地へのツアーなどを企画されてきました。今年(2021年)設立30周年を迎え、猪名川町内に万葉歌碑建立を目指して準備を進めておられます。猪名川町に歌碑が建立される事は、文化的・歴史的にも大きな意味を持ちます。万葉ファンや猪名川町民の皆様、歌碑建立にぜひご協力ください。
(トップ画像は猪名川万葉の会キャラクター:紫合媛(ゆうだひめ)と猪名麻呂(いなまろ))
寄付金:
1口1,000円で何口でも結構です
寄付金振込先:
ゆうちょ銀行 口座記号番号:00970-7-238895 野々村明子(ノノムラアキコ)
寄付募集期間:
2021年10月末まで
寄付金目標額:
100万円
問い合わせ先:
猪名川万葉の会代表 野々村明子(090-1489-6332)
猪名川万葉の会さんからのメッセージです。
猪名川町に相聞(そうもん)歌碑を!
日本最古の歌集『万葉集』には、「猪名川」が詠みこまれた歌があります。
新婚早々公務で遠国に長く滞在していた夫が、やっと帰り着き詠んだ歌(三八〇四)には、妻への想いの深さが猪名川の深さに例えられています。それに応えて詠んだ妻の歌(三八〇五)には、雪の中戻ってきてくれた夫への感謝が籠もっていて、夫婦の深くて熱い夫婦愛が感じられ、心打たれます。
私たちにとっても身近な猪名川が、古代の人々にとってもかけがえのないものであったことが、この二首から伺うことができます。
現代にもつながる、互いを思いやる心を詠んだ歌の碑を、自然豊かなこの猪名川町にぜひ建立したいと、私たちは思っています。
猪名川万葉の会では、月に一回講座を持ったり、年二回万葉故地を訪ねるバスツアーを行なって、心豊かな『万葉集』に親しんでいます。
そんな中、「猪名川」が詠み込まれた歌に触れ、町内外の方々にも、この歌の存在をぜひ知っていただきたいと考えるようになりました。この歌の紹介をした冊子を作成し、ここ数年、町内の小学五年生と中学一年生に配布するなどの活動をしております。
今年は当会設立三十周年にあたり、それを記念して、『万葉集』を身近に感じ末永く親しんでいただくため、町内での歌碑建立を企画いたしました。
これまでにも会では歌碑用の経費の積み立てをしておりますが、まだまだ予算額には達しておらず、ここに皆様のご支援をお願いする次第です。
経緯:
会の趣旨や活動内容を広報するとともに、建立資金を広く集めたいとの相談をいながわベースにいただき、広報やイベント開催、関係者との調整についてアドバイスさせていただきました。いながわベースでは、団体や個人がそれぞれの活動を円滑に進められる事ができるよう、アドバイスやサポートを行う中間支援活動にも取り組んでいます。ぜひご相談ください。
moriken
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