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水のまち、猪名川 〜ここでは親も子も川で育つ〜

屏風岩は1796年刊行された「摂津名所図会」に北摂第一の名勝地と紹介されています。猪名川の源流もある、ここ猪名川町は昔から水と深く関わってきました。

県道12号線沿いに突如姿を現す巨大な岩。それが屏風岩(びょうぶいわ)です。今から約200年前に出版された観光ガイドブック「摂津名所図会」にも掲載されていた屏風岩は、高さ30m、幅100mの巨大な岩が屏風状に連なっており、すぐ横をゆったり流れる猪名川と一体となって、見事な景観を作り出しています。

約30数年前、やっと能勢電鉄が日生中央まで駅を延長して間もない頃に猪名川町に転居した私は、経済的に購入でき、子育て環境を考えて猪名川町に決めました。当時の休日に小学生の子たちを連れて遊んだのは、猪名川支流の野尻川。

今は、高速道路工事で当時を思い出すには余りに状況は変ったものの、川の流れは清く、時として恐ろしく、岩場をまさぐり、足元をおぼつかせながら、子どもたちはアカハライモリ、ドンコ、サワガニ、などをおもちゃにして遊んでいたし、ホタルを観察したり、星空を川面に映して眺めたものでした。

今、本流猪名川にそそぐ支流として、柏原川、鎌倉川、槻並川、阿古谷川、原川、野尻川、猪渕川、肝川など、親水公園は奥猪名健康の郷、大島出会い公園、ふるさと館芝生公園、道の駅佐保姫公園があり、今の子ども達でも当時と似た体験が出来る環境がまだまだあります。

猪名川町に新入居し、川遊び未体験の親でも、自身も楽しめ、子どもとは川を通じたふれあいが猪名川町ではできます。

環境交流館ではメダカをはじめ、生きた川の生き物を見ることもできる。大野山などを透過したミネラル豊富な清流により育てられた作物、特に米は地場から購入すると、一般流通品と比べて明らかに安くて美味しい。道の駅などで購入できる朝採れ野菜なども、みずみずしくてとても美味しい。

子どもにとってのふるさとは「いながわ」。心も体も栄養分はこの猪名川から吸収していく。猪名川町、ここでは親も子も川で育つ。

いながわふるさと塾理事長 荒瀬範彦


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屏風岩

屏風岩は、高さ30m、幅100mの巨大な岩が屏風状に連なっており、すぐ横をゆったり流れる猪名川と一体となって、見事な景観を作り出しています。その大きさゆえに圧倒的な存在感がありますが、不思議と威圧感はなく、屏風岩と猪名川が織りなす風景をしばらく眺めていると、ゆったりとした気持ちになっていきます。江戸時代から大正時代くらいまでは、川に舟を浮かべるなど、屏風岩の周辺で川遊びに興じていたようで、昔の観光客たちも自然の雄大さと心地良さを感じながら、景観を楽しんでいたのでしょうね。

そういった当時の人の気持ちをうかがい知る事ができる歌や句が残されています。「摂津名所図会」には「春は花 秋はもみじとかわるのは 屏風の岩の 名画なりけり」という歌が添えられており、季節を通じて屏風岩の景観に親しみ、楽しんでいたようです。また、江戸時代にこの地を訪れて屏風岩に感銘を受けた俳人の大伴大江丸は「若葉まて 百年(ももとせ)ののち ここに来む」と詠んでいます。大江丸が見た屏風岩の新緑の鮮やかさが現代にも伝わってきますね

 

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PR企画事務所というデザイン事務所やってます。いながわベースでは編集長役やってます。

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