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希望の家 すばるインタビュー

希望の家 すばるの作業所で働く方のインタビュー

今の仕事や最近の悩み、休み日の過ごし方などを伺いました。

どんな仕事をしていますか

仕事一つ目

キャップに台紙を入れる作業。キャップと台紙の各々500個ずつが送られてきて、それらを組み合わせて、きっちり500組の完成品を納品します。

仕事二つ目

タオルの折りたたみ作業。折り方が難しくて、すぐに間違えてしまう。その度にやり直しになるけれど、最近は自分でも間違いを気付いてやり直せるようになりました。

その他にも、クッキーづくりや木工のキーホルダーのやすりがけなど、毎日色々な仕事があるとのこと。

一生懸命やっていても職員さんから注意されることがあります。でも、「やる」「やらない」を決めるのは自分。自分で考えて、「遊びに来ているわけじゃない。」って気持ちを持って、仕事を続けています。そして、全部の仕事が楽しく、何より「みんなで頑張っている」ことが楽しい!

残念なことやつらいことはありますか

コロナウイルス感染症自体がとても怖いけど、コロナ禍で、週3回ほどあった中央図書館の飲食スペースでの販売できなかったり、町のお祭りなども中止で出店ができないのがつらい。また、みんなと色々お話をしたくても、マスクをしたままになるので、ちょっと声が出しにくかったりして、話をすること自体もしんどく感じます。

休みの日は何をしていますか

仕事したいな~って思うことが多いかな。また、人気アニメやキャラクターのパズルをしていて、完成したらめっちゃうれしい。その他にも、ポータブルゲームや音楽を聴いたりして、リラックスしています。

好きな異性のタイプ

カメラマンをやっている人に憧れます

まとめ

インタビューで印象に残ったのは、仕事への誇りややりがいを感じている気持ちが本当に強いことです。「遊びに来ているわけじゃない。」との言葉は、その姿勢を物語っています。また、作業に慣れてくることで、自分でミスに気付くという進歩があったり、みんなで仕事をすることに喜びを感じたりと、こうした様々な刺激の中で、日々学び、成長されているのだと思います。休みの日の過ごし方や異性への憧れなんかも、普通の年頃の女の子です。こうした障がい者の普段の生活や気持ちなどを我々が知ることで、障がい者へのサポートを超えた(表現は難しいですが)「あたりまえに共に生きる」気持ちがあふれる社会につなげることが必要では強く感じました。

インタビュー後記

初めは緊張していたようでしたが、その明るいキャラクターもあり、途中からは自らどんどん言葉が出てきて、最後は好きな異性のタイプまで伺うことができ、こちらまで楽しくなってきて、元気がもらえる充実したインタビューでした。

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PR企画事務所というデザイン事務所やってます。情報誌いながわベースの編集長デス(*^-^)ニコ

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