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恋人の聖地 大野山アルプスランド

大野アルプスランドはプロポーズにふさわしいロマンチックスポット「恋人の聖地」として銘板が授与されました。

阪神地域最高峰の大野山。山頂に登るのは便利で、道は細いけど一気に車で上がれます。
それもいいけど、麓から寄り道しながら歩いて上がるのもオススメ。

「恋人の聖地」大野アルプスランドのポイントは、

①「ぐるり360度のパノラマビュー」視界を遮るものがなく晴天の日には京セラドームやあべのハルカスも見え、夕日は瀬戸内海に沈み、猪名川、淀川、PL花火もここから確認することができます。

②「満天の星空」澄みきった空気と豊かな自然に囲まれ夜には満天の星空を楽しむことができます。もちろん夜景も綺麗!

③「寝転がって見られるプラネタリウム」最新鋭のデジタルプラネタリウムで宇宙旅行を体験。2階では肉眼の約5000倍の集光力のある口径50㎝の反射望遠鏡で遠く離れた土星の輪っかや木星の縞模様、アンドロメダ銀河まで見ることができます。

④「巨大な岩々」約8000万年前の火山噴火でできた巨大な岩。日本人がもっとも古くからご神体として崇めてきたのが石や岩だそうです。人類が誕生する遥か昔からここにある岩々に変わらない願いを込めて。

⑤「麓の棚田の風景」心やすらぐやさしい風景がいたるところに見られます。

⑥「車で一気に登ることも麓から約1時間半かけて歩くこともできます。」星空を見る目的でしたら車で上がった方がいいですが、午前中から彼女とゆっくり過ごせるなら、少し寄り道しながら山頂まで行くルートもおすすめです。

今回はそんなコースをご紹介します!大野山麓から山頂まで約2時間半のコースを歩きました。

まずは日生中央駅発の柏原行バスに揺られて約45分、柏原バス停に到着。折角なので、近くの八阪神社と永泰寺へ。バス停西にある八阪神社は、参道を跨ぐ割拝殿を潜り、立派な本社は高さ約7mもあり、直に拝むことができるのも珍しい。これからのトレッキングの無事と二人の幸せを願う。目の前には棚田が広がる風景。のんびり歩いてみる。バス停東にある永泰寺の正式名は、曹洞宗 醫王山 永泰寺(イオウザン ヨウタイジ。)
棚田の畦を横目に見て鎮守の森を雁行する石段を上り二層の門を潜れば境内へ。何処かしらに、都会に無い様々な撮影スポットが点在している。落ち着いた佇まいは、全てがスローに感じる空気感。

八阪神社

八阪神社

八阪神社

八阪神社

棚田で散歩

棚田で散歩

棚田で散歩

永泰寺 ヨウタイジ

永泰寺 ヨウタイジ

永泰寺 ヨウタイジ

永泰寺 ヨウタイジ

装備は軽くていい、けれどオモイヤリは忘れずに。

その後、山頂を目指して車も通過する道を約1時間半のトレッキング。難易度的には初心者向きとはいえ、阪神地域最高峰の山。協力し合う事が大切。男性は女性の体調に変化はないか、痛むところはないか、休憩が必要かどうか気遣ってあげてください。途中、鹿の家族に遭遇。あちらも私達を気にしつつ森の中へ消えていく。ここには手付かずの自然が残されており、四季折々の動植物を見つけることができます。山頂の手前で水源となる猪名川の源流の滝を見つけてとても感動!

猪名川の源流の滝

やっと視界が開けたところは広いグラウンドもある大野アルプスランドの芝生広場。
Wi-Fiも使えるので、スマホで撮った写真や動画はその場でSNSにアップすることも可能。

上写真(トマトを食べている写真)は車で来た場合、駐車場から少し坂を上がった場所ですが、麓から歩いて上がってきた場合とは、また違った気持になることでしょう。当日の朝テキトーに握った梅干しおにぎりも、この時ばかりはおいしさは格別です。あとは食後に落としたての一杯のコーヒーなんて飲めたら・・・贅沢の極みです。写真⑪は来る途中で買った地元猪名川町産のトマト。「あれっ、トマトってこんなに甘くて美味しかったっけ?」

見晴らし最高なので、コンディションが良ければ大阪のビル群、小豆島から氷ノ山まで望むことができる。

天文台は午後1時半から開館。ここのプラネタリウムを見る前に、ぜひ天文台台長のお話を聞いてほしい。おもしろおかしく案内してくれます。床に寝そべって見るデジタルプラネタリウムは、時として二人だけの空間となり、迫力の映像は二人の世界を最大限に膨らませてくれる。

天文台の反対側、芝生広場の先を少し登ればそこが山頂。753m(なごみ)

なごみ【和み】気持ちが穏やかになること。くつろいだ気分になること。

360度のパノラマビューは、視界をさえぎるものがなく遠くまで見渡すことができる。絶景を眺めながら穏やかな気持ちでゆっくり過ごしていただきたい。
麓の柏原バス停から能勢電鉄日生中央駅迄のバスは、土日祝午後からの時刻表で13時、15時、17時と2時間に1本。最終は20時55分。阪急バス時刻表リンク

登山デートには「同じ目的(目標)を達成すること」という普段のデートではなかなか味わえない体験ができます。登山をしていると、様々なトラブルが発生するかもしれません。転んでケガをしたり、急に具合が悪くなったり、天候が急に悪化するかもしれません。まさしく、これは夫婦生活と一緒。今まで知らなかった頼もしい一面ややさしい一面を見ることができるかも。登頂に向けて、互いに助け合い行動することで二人の絆を一層深めてくれるはず。

ここ大野山には様々な人が訪れます。貴重な野鳥の撮影をする人。家族でのんびりと自然を満喫する人。星の撮影をする人。珍しい昆虫を探す人。綺麗な朝日や夕日を見に来る人。「あじさい祭り」や「菱まつり」に来る人。今回、この大野アルプスランドが「恋人の聖地」に認定されたことによって、たくさんの恋人たちが訪れ、プロポーズして結ばれることを願う。


もっと素晴らしい大野山地域

以上までが今回の記事でしたが、WEB版ではもっと素晴らしいこの地区をご紹介したいと思います。
さて紙面の二人は柏原のバス停に着くと辺りを散策します。まずはバス停横に設けられた看板を見るとここには天然記念物「ヒダリマキガヤ」があります。本来、萱の木の実を見ると右巻きにねじれた姿なのですが、ここには珍しい左巻きの実を実らせる木が生えています。時期としてはまだ実が実っておらず、見ることはできませんでした。

その後、八坂神社に向かい境内の鳥居をくぐります。平成13年にまとめられた記録の由緒では、遠き神代の頃、素盞嗚命がこの地を訪れた時、山の嶺より静水滾々(こんこん)と流出するを見て「嗚呼、河清し美し」と言われ、後世に変化して「この地は柏木多きが故に柏原村と云う」と、猪名川の水源が遠き神代からの遺跡として素盞嗚命を祀ってこの地に存在することも貴重です。

同じ記録には、607年(天智8年)素盞嗚命を氏神として本殿を建立。1459年(長録3年)本殿再建の物が現存すると思われます。1468年(応仁2年)神社名を祇園神社とし、1874年(明治7年)八坂神社と改名されました。

平成元年に毎日放送が「祭りは残った」というタイトルで柏原での練り込みを取材しています。残念ながら今は柏原では途絶えてしまい、練り込みはその後、杉生・西畑でその姿を何とか残しています。
そのような歴史を若い人たちが知って、少しでも心に残しておいてもらいたいと思う。

山頂から眺める360度のパノラマは、大野アルプスランドや天文台からは池田市の五月山と川西市の石切山に挟まれた部分から大阪市内が良く見えます。生駒山系から金剛山系を背に大阪ドームやあべのハルカスもはっきり見えて、8月1日の夜にはタワーの背後にPLの花火があがる景色はムード満点、その他十三での淀川花火や池田での猪名川花火も静かに二人で見る場所として最高です。その他三田市から加古川方面・播磨灘から小豆島まで、季節によってはそちらに夕日が沈むのも雰囲気が出ます。

天文台から少し西に尾根を下ると、先ほど散策した麓の棚田や民家の村の風景が眼下に眺められます。そこから西に、大野山名物、約2時間の岩巡りのルートにつながり、たくさんの命名された巨岩や、摂津の国と丹波の国を分ける境界の石群も散策できます。

 

さて柏原の麓に降りてきて、いながわベースではおなじみの小北さんのお宅に、今回の取材クルーメンバーはお邪魔しました。
私たちにいつも変わらないもてなしをしていただいて、他愛もないお話をしながら1時間半位過ごさせていただきました。

初めて小北さんとお会いする、モデルの若い二人にとっては高齢者とゆっくりお話しする時間は大変貴重な経験となったようで、帰る時には両手に持てないくらいの沢山の野菜なども頂いて、世代の違う人とのリアルなお付き合いを体で感じられたことでしょう。

車で来てもバス停からのハイキングにしても、大野山では「恋人の聖地」として、幾度と訪れたい素敵な魅力がいっぱいです。