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障害者自立支援協議会の啓発セミナーを取材

四つの福祉事業所を知っていますか

参考記事:地域情報誌「いながわベース2021年秋号」
https://inagawabase.com/subaru-interview/
https://inagawabase.com/people-with-disabilities/
https://inagawabase.com/list-you-want-to-buy/

11月26日、文化体育館小ホールに於いて
「福祉でふふふ」と題した
猪名川町障害者自立支援協議会の啓発セミナーが行われました。
副題は「猪名川で暮らしたい みんなで支える わたしたちのまち」

内容は講演会と福祉事業所の紹介・物販と
障がいのある人たちの作品展示もあり
一般の人たちも参加されていますが、少し少ないのが残念。
今回不参加の方にも次回は参加してもらいたい内容でした。猪名川町社会福祉協議会会長 北上倫聖氏の開会挨拶

今回、三田にお住いで、成年になってから筋肉がだんだんなくなる
「ミオパチー」という難病と診断された溝口靖子さんが
「今を生きる 病気と共に」と題して講演をされました。

その後、町内で営業されている四つの福祉事業所が
それぞれパワーポイントや動画でプレゼンテーション。
なかでも今年5月から開業した「そらりお」は
他の3事業所は就労継続支援B型なのに対して
就労継続支援A型にも力を入れています。

町内では他事業所がA型から撤退された過去がある中、
新たにA型の営業形態に挑戦している「そらりお」の手腕に期待をするところ大です。

就労継続支援A型とは、障害のある方が一般企業への就職が不安、
あるいは困難な場合にある職場で一定の支援の下で、
雇用契約を結んだ上で働くことが可能な福祉サービス。

就労継続支援B型とは、障害のある方が一般企業への就職が不安、
あるいは困難な場合に、雇用契約を結ばないで
軽作業などの就労訓練をおこなうことが可能な福祉サービス。

雇用契約を結び利用する「A型」と、
雇用契約を結ばないで利用する「B型」の2種類。
障害の程度にもよりますが利用者や家族の判断が重要です。
親がこの世を去った後に残された障害のある人たちにとって
生きていく手段を考えることは彼らの保護者の負担として
想像に難しくないことです。

そのような判断を必要とするご家庭があることも
一般の家庭では想像もできないことですが、
今の世の中、お子様が大学を卒業しても
就職難の現実を目の当たりにする機会も多く
そのようなご家庭の保護者以上のストレスをお持ちなのです。

障害のあるご家族がいらっしゃるご家庭を想像してみてください。
一度我が身の事としてご家族の状況を捉えることも
今の皆さんには必要なのかもしれません。

https://solario-farm.hp.peraichi.com/(そらりお)
https://inagawa-syakyo.or.jp/pages/116/(希望の家すばる)
https://inagawa-en.jimdofree.com/(猪名川園)

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arase

猪名川には30年以上住んでいて、人生の半分を超えました。 町内、これからも遊びまくりたいと思っています。

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