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次はヤギを飼おうか?

能勢さんの仕事。

7年前、猪名川町清水に移住した能勢浩介さん(38)、奥様亜弥さん(37)と娘さん(3)の3人家族。能勢さんの仕事はこう見えてサラリーマン。仕事場はお隣能勢町にある農家民宿「みちくさ能勢」。親会社は、株式会社三恒(さんつね)。株式会社サーモンズ。大阪市の中央卸売り市場にあるお魚屋さんである。「みちくさ能勢」の営業日は金土日のみ。能勢さんはここでピッツアを焼いています。それ以外の日は、「みちくさ能勢」の農場を担当し、店用の野菜を作っています。

社員だけど、自由にやらせてもらってます。

石窯でピッツアを焼き、はちみつを採取。無農薬野菜を育ててPCでデザイン関係の仕事もこなす能勢さん。 こだわりに満ちた仕事環境から自営と思われがちだが、実はサラリーマン。好きなことで生きていく新しい働き方である。

2年前から養蜂もはじめました。日本ミツバチと西洋ミツバチ。昨年はにわとり小屋を作り現在3羽飼育中。

「次はヤギを飼おうか?」と店主と相談中。

男性スタッフは今能勢さんだけなので力仕事、大工仕事などは全てこなしています。外の仕事日が雨であれば、デザインの仕事に切り替えます。

能勢さんは、移住前、川西市に住んでいて、大阪のグラフィックデザイン関係の仕事をしていました。グランフロントの企業向けパンフレットデザインなど、数多くのデザイン会社のプレゼンを勝ちとり、プロジェクトに携わっていました。しかし、グラフィックデザインだけが自分のしたい仕事ではありませんでした。

前から興味があった有機農業にひかれ、能勢町に研修へ行ったとき、まだオープンしていない「みちくさ」の店主と知り合い、今に至っているとのこと。

うちの会社の経営理念に「いただきますの心を大切に」という言葉があります。

すべての事に感謝するという意味なんですが、これを伝えていくのは「みちくさ能勢」の使命だと思っています。サラリーマンでありながら好きなことで生きている能勢さん。個人が脱サラして、「みちくさ能勢」のようなことをオーナーとして経営していくのはリスクを覚悟しなければいけませんが、現在の能勢さんはその必要はありません。都会の生活に疲れ、ほどよく大阪にも近い猪名川町で起業し移住する人は多いが、決して成功するとは限りません。思うようにビジネスがうまくいかず、やむなくまた都会でのサラリーマン生活に戻られるケースもあると聞きます。そういったことを未然に防ぐ策として、レアケースかもしれませんが、能勢さんのような働き方は参考事例の一つになるのではないでしょうか。ふとした人と人のつながりがそれを可能にするかもしれませんね。

養蜂の師匠から学ぶ

「みちくさ能勢」に宿泊したお客様を農場に案内する

畑で採れた新鮮な無農薬野菜を使ったピッツア

現在3羽飼育中

「みちくさ能勢」の外観

「みちくさ能勢」の中

「みちくさ能勢」の駐車場看板

「みちくさ能勢」の中

自然のことを教える能勢さん

ここの野菜が美味しい訳

畑で採れた新鮮な野菜

畑で採れた新鮮な野菜

畑で採れた新鮮な野菜

 


みちくさのランチ

営業時間
金土日(月祝)11時30分-14時(ラストオーダー)
大人(12歳以上)¥2,000(税抜き)
小学生(6~11歳)¥800(税抜き)
幼児(2~5歳)¥500(税抜き)
乳児(0~1歳)無料

農業体験や五右衛門風呂などを楽しめる農家民宿でもあるので、家族で行ってみてはいかがでしょうか。

みちくさ能勢 農家民宿

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PR企画事務所というデザイン事務所やってます。情報誌いながわベースの編集長デス(*^-^)ニコ

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