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猪名川町猪渕の秋祭り〜神輿〜

猪名川町猪渕の伝統行事、神輿ってこんな祭り!

今、猪渕に住む小学生の数はうちの子ども2人ともう一人の合計3人。
僕が子どもの頃の猪渕は小学生だけで20人くらいいて、秋の神輿も今以上に盛り上がっていたような気がします。

昔担いで練り歩いた神輿は担ぎ手が少なくなったせいか、神輿そのものが重たくなったせいか、「担ぐ」から「押す」スタイルになっています。

大人になった今、自分の子どもがその神輿の太鼓を叩き、自分も消防団として神輿の準備をする側に回っている。

神輿の準備

準備は一週間前から行われる。
通称「おみやさん」昔から子どもの遊び場として1番人気、神社の広場。

そこから神輿を出すところから始める。

毎年のことながら、「あれ、これどうだったっけ?」と、あやふやなことが多い。

唯一の頼りが公会堂にある何年前の写真。それを見て、提灯の位置や装飾を確かめる。
近年、「そろそろマニュアル作ろうぜ」とかの声も上がるがなかなか誰も踏み出せないでいる。

実はこのブログ記事の写真は、そんな確認作業の一役も担っている。

前から

後ろから

横から。神輿下のピンク色の布は間違えらしい。位置も間違え。

18時ごろ

八坂神社 御祭神 素戔嗚尊(すさのをのみこと)

秋祭りの意味

子どもの頃は何も考えず、お菓子が食べ放題。ジュースも飲み放題。ただ楽しい。といった感じだったけど、大人になって考えた時、本来の意味、「農産物の収穫を祝って、神様に収穫物を奉納し、感謝を捧げる」も、もちろんそれはそれでいいんだけど、それに加えて、「この地域に住む人々の交流」の意味合いが今では大きいように思えます。

同じ村に住みながらも普段はそこまで交流することも少なくなっている現代、ここに住んでいなくて久々に孫を連れて里帰りした人なども加わり、村人、元村人、その友人知人がお酒を飲み、酔っ払い、コミニュケーションを図る。考えれば、そんな機会が今ではこの秋祭りだけになっています。

自分が子どもの頃は、この他にスポーツセンターで行われていた地区対抗町民運動会、猪渕盆踊りなどもありました。

一体何年前からこの神輿があるのかわからないくらい前から行われているこの地域の伝統行事。

これから1000年後も続いててほしいと思います。

2018年の猪渕神輿

2013年の猪渕神輿




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PR企画事務所というデザイン事務所やってます。情報誌いながわベースの編集長デス(*^-^)ニコ

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